<HAサーバー環境を構築しよう!>

ここはまだテスト中であり、コンテンツ内容はまだ作成中です。m(_ _)m

 HAはHigh Availabilityの略であり、直訳すると高可用性です。HAサーバー環境とは、2台の同等構成のサーバーを用意して常時2台を稼動させ、どちらか障害等で停止してもサーバー運用を継続できることを目的しています。

 詳しくは、High-Availability Linux Projectを参照して下さい。

【テスト環境の構成は以下の通りです。】

【HAサーバー環境で必要なソフトの概要】

heartbeat
 heartbeatは直訳すると鼓動です。2つのサーバーでお互いにシリアル接続を利用し、動作状況(鼓動)を常に監視します。もし、どちらかのサーバーが停止/起動した場合、標準機能として仮想IPアドレスの変更を行います。仮想IPアドレスの変更は内部処理でfakeを採用していますが、fakeを別途インストールする必要はありません。仮想IPアドレスとは、NICに割り当てたIPアドレスとは別にIPアドレスを割り当てることを意味します。例えば、ef0に192.168.0.1のIPアドレスが割り当てられているとすると、仮想IPアドレスとして192.168.0.2をef0に追加設定することにより、192.168.0.1、192.168.0.2のどちらかのIPアドレスでも同じサーバーへアクセスすることが可能となります。この機能を利用してheartbeatは、マスターサーバーが立ち上がっている時はマスターサーバー側のNICへ仮想IPアドレスを割り当て、マスターサーバーがダウンしている時はバックアップサーバー側のNICへ仮想IPアドレスを割り当てて高可用性を維持します。
 また拡張機能として、マスターサーバー、バックアップサーバーが停止/起動した時に処理させたい命令を記述したスクリプトを指定して自動実行させることも可能です。

fake
 fakeは直訳すると模造品です。何が模造かというと仮想IPアドレスのことを差します。NIC1枚挿しの環境でHAサーバー環境を構築する場合は、heartbeatで仮想IPアドレスを制御できるのでfakeのインストールは必要ありませんが、NIC2枚挿しの環境では、heartbeartは標準で1つのNICに対しての仮想IPアドレスしか制御できないので、fakeをインストールしてheartbeatの拡張機能で2枚目のNICの仮想IPアドレスを制御する必要があります。

Enhanced Network Block Device
 この機能により、リモートホストのBlock DeviceをあたかもローカルのBlock Deviceとして扱うことが可能となります。通常はNFSでリモートホストのファイルシステムをマウントして利用しますが、ローカルでBlock Deviceとして扱えることは、マウント(mount)することは勿論、ファイルシステムの初期化(mkfs)も可能となります。

Software RAID
 RAID-1として通常ローカルの2つの異なるディスクのBlock Deviceをミラーリングして信頼性を高めますが、HAサーバー環境ではマスターサーバーとバックアップサーバーの2つのホスト間で常に同じ内容のファイルシステムを維持する必要があります。そこで、Enhanced Network Block Deviceを用いてバックアップサーバーのBlock DeviceとマスターサーバーのBlock DeviceをRAID-1でミラーリングします。